渡会幸治 警視庁 前捜査一課長「略奪不倫」「情実人事」…処分されない裏事情とは?

渡会幸治 警視庁 前捜査一課長「略奪不倫」「情実人事」…文春スクープ!

「警視庁内ではある幹部をめぐる〝略奪婚〟が話題となっています。警察官同士の不倫にとどまらず、何より問題なのが人事にまで影響が及んでいたことです。斉藤実警視総監まで報告が上がっていますが、幹部はダンマリを決め込んでいます」(警察関係者)

こんな書き出しの週刊文春記事が話題を呼んでいる。警視庁前捜査一課長で現在は新宿警察署長の渡会幸治氏の不倫の内部告発だ。

警視庁を代表する花形部署・捜査一課のトップとして400人の精鋭を率いた刑事だが、

渡会幸治氏 プロフィール

53歳という若さで、警視庁捜査一課に就任しています。

札幌市出身。入庁から10年目の平成5年、巡査部長時代に捜査1課に初めて足を踏み入れた。13人が死亡、6千人以上が重軽症を負った7年の地下鉄サリン事件では、被害者への聴取を担当した。(出典:https://www.sankei.com/life/news/190217/lif1902170047-n1.html)

出身地は北海道札幌市。高卒18歳での入庁で、叩き上げの「ノンキャリア」の刑事です。

渡会幸治 警視庁 前捜査一課長「略奪不倫」「情実人事」…文春スクープ!

警察庁への出向を経て、刑事総務課、捜査1課“ナンバー2”の理事官などを歴任。29年からは2年間、鑑識課長を務め、指紋鑑定など科学捜査の「進化」を目の当たりにしてきた。(出典:https://www.sankei.com/life/news/190217/lif1902170047-n1.html)

高卒叩き上げと言いつつ、刑事部門の花形部署を渡り歩き、異例の若さで第74代捜査一課長に就任。新宿署の次は、人身安全関連事案総合対策本部の副本部長や、刑事部ナンバー2の刑事部参事官のポストが有力視されています。

警視庁のノンキャリアの最高職位である生活安全部長や地域部長を目指せる位置にいる、と言われています。

鑑識課時代の部下と不倫

週刊文春によると、渡会幸治氏は、

鑑識課長時代から同じ課にいた四十代の女性警察官A子さんと不倫関係にありました。昨年5月に渡会さんの離婚が成立。今年に入り、渡会さんの誕生日に合わせて入籍したようです

警察官にとって不倫はご法度で、文春の記事には2010年に女性との不倫トラブルで更迭された事例が紹介されていましたが、警視庁ではここ数年でも女性関連のトラブルが原因で出世ルートから外れてしまった幹部もいました。

パワハラへの処分も厳しくなっていますが、女性トラブルにも同じかそれ以上厳しくなっています。

不倫相手の人事に介入か

今回の渡会幸治氏のケースは職場内にとどまらないそうです。

昨夏、A子さんも捜査一課に異動しているのですが、この異動に渡会さんの意向が大きく動いていると見られます。渡会さんは自身が鑑識課長から捜査一課長に就任する際、次の人事でA子さんも捜査一課に移動させるように強く申し送りしていったそうで、これが情実人事だとして、庁内で問題視されているのです

自分の不倫相手を、刑事部の花形でもある捜査一課に異動させているのだとしたら、問題になってもおかしくありません。

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しかし、渡会幸治氏に関しては、処分は一切されていません。これには警視庁刑事部ならではの事情もありそうです。

処分されない裏事情・・・?

エリートのように、異例の若さで警視庁で出世していった渡会幸治氏ですが、警視庁内での同僚や部下からの評価は厚かったとはいえません。

ここ数年の他の捜査一課長はどちらかといえば現場一筋事件のために生きてきた、といった泥臭いタイプのいかにも刑事といったタイプの警察官ばかりでした。

対して、渡会幸治氏は刑事総務課という刑事部の事務方、裏方で実力を発揮してきたタイプで、「あいつは現場を知らない」と揶揄されることもありました。

そんな渡会幸治氏がこれだけ順調な出世をしているのは、上からの評価です。

警視庁の人事には、警視庁幹部だけでなく、警察庁、それから捜査一課OBの意向が強く反映されるといわれています。現場一筋で、警察庁の判断を仰がず、時には指示を突っぱねるような昔気質の刑事よりも、力を持った幹部やOBから強く推薦を受ける渡会幸治氏が出世していったとのことです。

こうした事情もあって、不倫についての調査の手が緩んでいるのかもしれません。