「パートナーが浮気しているかもしれない……」となんとなく感じたら、居ても立ってもいられないですよね。
何の証拠もないまま「浮気してるでしょ?」なんて聞いたとしても、自白する可能性は限りなくゼロに近いはず。
浮気・不倫でパートナーを追い詰めるには、入念な浮気調査を行い確実な証拠を得ることが大切です。
今回は、探偵や興信所に依頼せず、自分で浮気調査を行う方法を解説していきます。
「浮気調査にできるだけお金をかけたくない!」という方は、ぜひご一読ください。
Contents
浮気調査は自分でもできるが、覚悟が必要

浮気調査というと、探偵や興信所に依頼するものだとイメージする方も少なくないでしょう。
でも、実際は自分で行うことも可能です。
ただし、自分で浮気調査をする場合、ある程度の覚悟が必要になります。
というのも、浮気調査によって、時間的にも精神的にも大きなダメージを受ける可能性があるからです。
浮気が事実であった場合、調査を進めていくにつれてあなたにとって辛い現実が露わになってくるでしょう。
そうした現実に向き合うと、悲しみや怒り、憎しみが湧き上がってくるかもしれません。
しかし、パートナーや浮気相手に気づかれないためにも、浮気調査は「至って冷静に」行う必要があります。
パートナーがかなりの慎重派である場合、確実な証拠をつかむまでにある程度時間がかかることも。
調査を進めている間も平静を装って相手に接する必要があるため、相当なストレスを抱えることも考えられるでしょう。
「自分でやる自信(時間)がないから、やっぱり探偵や興信所に頼みたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。
不倫の慰謝料は証拠がなくても貰える?証拠になるものならないものの見分け方
パートナーの浮気で離婚を考える場合、相談先として弁護士も挙がってくるかと思います。
しかし、弁護士(事務所)は浮気調査には対応していないため、浮気の証拠を集めたい場合は探偵・興信所に依頼しましょう。
(数は多くありませんが、弁護士事務所を母体とする探偵事務所もあります)
浮気の「確実な」証拠にはどんなものが必要?

浮気(不倫)であると証明するには、不貞行為があったことを証明する必要があります。
不貞行為の証明には、以下のようなものが「確実な証拠」となり得ます。
証拠になりやすいもの | 内容 |
メールやSNS、手紙など | 不貞行為があったと推測できるもの |
写真や動画 | ラブホテルなどに出入りしているときのもの、性行為中のものなど |
領収書やレシート、クレジットカード利用履歴 | ラブホテルの領収書や避妊具を購入したレシートなど、不貞行為があったと推測できるもの |
浮気相手やパートナーが浮気の事実を認めた音声や書面 | 浮気相手やパートナーが自白し、それを記録したもの |
交通系ICカードやETC、カーナビの利用履歴 | ラブホテルや浮気相手の自宅1回だけでなく数回同じ場所に通っていると分かるもの |
GPSの記録 | ラブホテルや浮気相手の自宅などに行ったときのもの |
SNSのダイレクトメッセージ | 本人のアカウントであると分かるもの 撮影日時・場所が分かるもの 文面のコピーや画面を撮影したもの |
妊娠や堕胎を証明できるもの | 産婦人科の領収書や診察券など |
手帳の記録 | 日時や場所、不貞行為があったと分かるもの |
こうした証拠を見つけるには、以下をチェックしてみましょう。
- 携帯電話・スマホ・パソコン
- カバン・財布
- 服のポケット
- パートナーの部屋
- 車の中
相手に気づかれてしまうと警戒心を強められて、証拠を得るのがますます難しくなってしまうかもしれません。
パートナーの持ち物をチェックするときは、特に慎重に行いましょう。
浮気調査を自分で行うときの2つの注意点

自分でも十分行える浮気調査ではありますが、プライバシーの侵害などの懸念もあるため、以下の2点には注意しましょう。
1:GPSや盗聴器は罪に問われる可能性も
GPSや盗聴器は、確実な証拠を得るためには有効な方法です。しかし、パートナー(配偶者)ではなく、浮気・不倫相手の自宅に不法侵入するなどして設置すると、罪に問われることになってしまいます。
また、SNSなどへの不正アクセスも避けましょう。
2:自分で尾行したり、密会現場に出向いたりしない
「自分の手で浮気現場をおさえてやる!」と意気込んでしまう方もいるかもしれませんが、これはあまり得策ではありません。
なぜなら、パートナーと浮気相手が二人でいる場面を実際に目にして、冷静でいられる人はほぼいないからです。
もし頭に血が上って、万が一浮気相手(またはパートナー)にケガをさせてしまったり、暴言を浴びせかけてしまったりしたら、あなた自身が不利な立場に追いやられることすら考えられるでしょう。
ある程度自分で浮気の証拠が集められて、残りは確実な証拠写真だけ、というところまできたら、あとは探偵や興信所に依頼するというのも一つの方法です。
最初からすべてを探偵や興信所に依頼するよりも費用を抑えられるでしょう。
自分で行う浮気調査・まとめ
浮気・不倫された側は、精神的に大きなダメージを受けます。
お金で全て解決できるわけではありませんが、慰謝料で相手にできる限りの誠意を見せてほしいですよね。
自分が求める請求額を確実に得るためにも、浮気・不倫の確実な証拠集めは大切です。
いざというときはプロの力を借りることも視野に入れて、まずは自分で浮気調査をしてみましょう。
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